独立開業のメリットとデメリット

800 600 72 1 9 起業の基礎

独立・開業というと華々しく感じるかもしれませんが、もちろん、メリット・デメリットが伴います。

開業前にしっかりと認識しておくことがリスクを回避することにつながります。

メリット・デメリットをそれぞれ3つずつ見ていきましょう。
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独立・開業のメリット3

1.自由度が高い

独立開業すると、自分自身が自分の上司となります。何時から仕事をはじめて、何時に仕事を終わるのか。いつ休みにするのか。

取引先や、業界のルールなどもありますが、誰も管理をしてくれないため、基本的には自分で全てを決め、管理することになります。

そのため、仕事スタイルやスケジュールを自由に調整することができるようになります。

言い換えれば、きちんと成果を出し、仕事も順調に増えているのであれば、休みも好きなようにとれば良い、ともいえます。

つまり、他社に迷惑をかけなければ、何時にはじめて何時に終わって、いつを休みにしようが自由です。

(自分で管理することがメリットである、とこの記事では捉えますが、誰かに管理してもらうのが楽、という人にはデメリットかもしれません。)

2.収入が高い

自分自身がビジネスのオーナーとなることで、自分の働き方や努力次第で収入を大きく伸ばすことができます。

今まで会社員時代では、アイディアがあっても実現できなかったこと、そういったことを自由に実現でき、それが世の中に受け入れられれば、もちろん収入も上がることでしょう。

また、独立すれば経費節約もできます。

スーツが経費で落とせるかどうかは職業によるかもしれませんが、少なくとも営業に使う自動車、電車の運賃、ガソリン代、出張で利用するホテルなどのほか、使用するパソコン、スマートフォン、通信費など、事務所代(自宅をオフィスにするなら半分、3分の1など)も当然のことですが経費として計上できます。

もちろん収益がなければ経費にはできませんが、収益を税金で支払うよりは必要なものを購入することで、可処分所得が増える可能性があります。

3.自己成長が期待できる

ビジネスをするにあたっては、自己成長が求められます。

ビジネスを成功させるためには、多方面において管理する項目があります。

もちろん、専門家に依頼すればその分は自分の時間が確保できますが、最初はなかなかプロに依頼することを躊躇してしまう場合が多いかと思います。

本当はそうするのをお勧めしますが、とりあえずは自分で調べてみる、やってみるという姿勢が大事です。

そういう姿勢でいると、自分自身の能力向上や、新しい知識・技術の習得など、自己成長のチャンスが多くあります。

好きこそものの上手なれ、といいますが、好きな分野に特化することで、より充実した仕事をすることができ、成長も期待できます。

 

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独立・開業のデメリット

1.リスクが高い

ビジネスをするには投資が必要であり、失敗することもあるため、リスクも高くなります。

みんながみんな成功するわけではありません。10年後まで継続している割合など、聞いたことがあるのではないでしょうか。

また、独立開業には立ち上げにあたり、まとまった資金が必要で、その調達ができたとしても事業が成長せず、返済が難しいといった場合もあります。

すなわち、会社員時代より多かれ少なかれ、リスクがあります。

2.技術・知識の不足

あなた自身の得意分野で独立開業を行ったとしても、ビジネスに必要な全ての知識や技術を持っているとは限りません。

それに、日々知識や技術、覚え、習熟するべきことは増えていくのが一般的です。

その分野での最新情報、最新技術、業界の動向などをキャッチアップして、必要な知識をプラスしていくことが必要です。

たとえば10年前の知識では現代では戦えないため、あなたのビジネスの成功のためには、常に新たな必要な知識や技術を学び続ける必要があります。

3.働き方の変革が必要

独立開業となると自己管理が必要になります。

あなたは現在、規則正しい生活を送っていますか?自信はありますか?

自分自身で生活を管理し、成果を出すためには、生活のリズムを整える必要があるため、意識や働き方についての変革が必要となることでしょう。

独立・開業のメリット・デメリットのまとめ

独立開業には長所も短所もあります。

自分自身で自由に仕事をすることができる反面、資金的なことや、経営上のリスクもあり、自分が倒産しないとしても取引先が倒産して売掛金を回収できないなど、厳しい現実もあります。

しかし、ビジネスに全力を注ぐことができる環境というのは、そうそうあることではありません。

一度きりの人生で、そのチャンスがあるということは、人生において収穫の大きいものとなることでしょう。

自己の成長チャンスも多くあり、充実した仕事人生を目指してチャレンジすること、これこそがメリットなのではないでしょうか。

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