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起業・独立開業の成功率・失敗率

      2016/11/27

起業・独立開業の成功率・失敗率

起業するかどうかの判断材料のために、まず起業・独立開業の成功率・失敗率の本当のところを知りましょう。

起業の成功確率は本当にこんなに低いの?

起業 成功率」「起業 失敗率」などのキーワードでネット検索すると、

起業して5年後までに生き残る確率は15%、

10年後までに生き残る確率は6%程度だそうそうです。

 

もしそれが本当なら大変です、だれも起業なんて目指しません。

 

10人起業したら、10年後には少なくとも9人が職を失い借金だけが残るなんて、

本人はよくても家族はなにが何でも起業を阻止しないといけません。

 

でも本当のところは違います。

 

上記の成功率は企業の生存率をもとに算出しているようです。

 

そのため、登記だけして実体のない会社やM&Aなどに伴う清算など

「起業・独立開業の成功率・失敗率」を算出するのにふさわしくない倒産などが、

ふんだんに盛り込まれています。

 

また、そもそも起業・独立開業は、

法人でスタートするより個人事業主でスタートする方が多いので、

法人だけのデータを基にしてもあまり意味がありません。

 

そして、法人でスタートする方がなにかとお金はかかりますので、

法人の倒産率は個人事業主より高くなると考えられます。

 

本当の起業の成功率は?

では本当の起業・独立開業の成功率は?

実際のところピンポイントの正確なデータはありません。

しかし、日本政策金融公庫が発行している

「2014年度新規開業実態調査」や「起業と起業意識に関する調査」・「小企業の経営指標調査」を基に筆者の会計事務所としての経験を勘案すると、

本当の起業・独立開業の成功率・失敗率
独立起業して生活していけるのは約60%、そのうち約半数が勤務していたときより実質的な所得が多い。 ただし、年収が5,000万円を超えるような大成功は一握り。 起業が失敗した人は起業して1~2年以内で廃業する。

おおまかではありますが起業・独立開業の成功率はこんなもので、大きくは外れていないかと思います。

 

そのため勤務時代より実質的な年収の多い30%が、本当の起業の成功率と言えるでしょう。

 

また起業の成功という概念自体も千差万別で、

収入を増やしたいという人ばかりではなく、

食べていける程度で自由な時間を多く持ちたい方や趣味を仕事にしている方もおられます。

 

そういう意味では、

起業者のうち生活していける60%は起業成功といってもいいのではないかと思います。

 

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