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事務所(オフィス)型ビジネスの開業場所の選び方・決め方

      2016/11/27

事務所(オフィス)型ビジネスの開業場所の選び方・決め方

SOHO,コンサルト業務,各士業などのお客様のもとに直接訪問したり、

インターネットで取引が完結するような事務所型ビジネスにおいて、

ネット上や既存客との継続取引が中心となるため、

事務所の立地は店舗型ビジネスに比べてさほど重要ではありません。

自身の資金的余力や将来展望など考えて、比較的自由に選べばよいと思います。

以下、事務所型ビジネスにおける開業地の選び方の参考になるように解説します。

 

事業運営に必要な面積(坪数)

 業種により異なりますが、

一般的に  事務用品専有坪数+従業員数×2.5坪 

ぐらいを基準にして選べばよいかと思います。

 

従業員の将来の増加を予定されており資金的に余裕がある場合には、

将来の従業員増加を見込んで広めのオフィスを借りるのも良いでしょう。

 

事務所(オフィス)型ビジネスにおける開業場所の選び方・決め方の例

 事務所(オフィス)型ビジネスにおける開業場所の選び方・決め方は、

人それぞれ様々な選び方がありますが、

参考として下記のような例が考えられます。

 

 ①自宅をオフィスと兼ねる

 

②信用力を重視してオフィス地域で借りる

 

③従業員の交通の便を考慮してアクセスの良い駅周辺で借りる

 

④自宅周辺の地域で借りる

 

⑤自分の業務に関係する官公庁の近くで借りる

 

⑥レンタルオフィス(バーチャルオフィス)を利用する

 

事務所型ビジネスにおける開業場所の選択例のメリット・デメリット

 上記参考例について、メリット・デメリットを解説します。

 

①自宅をオフィスと兼ねる

特にSOHOやネット上で完結する業務を行う場合に多く選ばれる方法です。

 

メリット

・お金がかからない

・個人事業主の場合には、家賃や減価償却費の一部を経費にできるため節税に役立つ

・会社での企業の場合には、自宅マンションなどを社宅とすることで経費にできる

・通勤時間がない

 

デメリット

・お客様が来訪される場合には生活感がでて交渉に悪影響の可能性がある

・業務とプライベートのメリハリがつけずらい

・自宅の住所をさらすことになる

 

②信用力を重視してオフィス地域で借りる

賃料などが割高になる可能性がありますので、

本来的には起業後に事業が拡大した後に移転するのが望ましいですが、

資金余力がある場合など最初から一等地のテナントオフィスを借りられる方もおられます。

 

メリット

・立派なオフィスビルの事務所などの場合には新規のお客様に一定の安心感を与える

 

デメリット

・賃料・共益費・敷金・礼金などが他の地域に比べて割高になる

 

③従業員の交通の便を考慮してアクセスの良い駅周辺で借りる

賃料などが割高になる可能性がありますが、

従業員の交通費削減や新規顧客の獲得にもつながるため、

業種によってはデメリットを大きく上回るメリットを享受できる可能性があります。

 

メリット

・従業員の通勤時間や交通費などの削減につながる

・人通りの多い立地の場合には、新規顧客に獲得につながる

 

デメリット

・賃料・共益費・敷金・礼金などが他の地域に比べて割高になる

 

④自宅周辺の地域で借りる

土地勘があるというのは強い武器になります。

自宅周辺にお知り合いが多い場合など、

事業に協力してもらえる可能性や紹介が増える可能性もあります。

 

メリット

・自身の通勤時間の削減につながる

・自宅周辺では土地勘があるため人通りの多い立地などの情報が入手しやすい

 

デメリット

・自身の居住地周辺がビジネスに向かない地域の場合には、新規客獲得・信用力の面で問題となる場合がある

 

⑤自分の業務に関係する官公庁の近くで借りる

同業種との知り合いが増え情報交換などにも役立つことが考えられますが、

近年の電子申請などの普及に伴い徐々に少なくなっていくのではないかと思います。

特に弁護士さんなどは裁判所の近くで開業される方が多いです。

 

メリット

・官公庁に頻繁に通う必要のある業務を行っている場合には、業務時間・費用の削減につながる

 

デメリット

・競合他社が多くなり、新規顧客の獲得が難しくなるおそれがある

・電子申請なを利用することにより、上記メリットが失われている業界もある

 

⑥レンタルオフィス(バーチャルオフィス)を利用する

レンタルオフィスとは、業務に必要なイス・机・情報機器などを備えたオフィスを、

月々数千円から3万円程度で借りる事ができる貸事務所の総称です。

 

住所や電話番号を借りられると共に、電話代行・郵便物受取・打ち合わせスペースの時間貸しなど様々なオプションサービスがあります。

 

メリット

・安く、素早く事務所機能を持つことができる

・多くの場合一等地の住所を使えるため、表面上ですが新規のお客様に一定の安心感を与える

 

デメリット

・レンタルオフィス(バーチャルオフィス)を使っていることを、お客様が知ってしまった場合には、信用失墜のおそれがある

・打ち合わせに利用する場合には、都度料金が発生する場合が多い

・創業融資を受ける場合には、事業の実施場所とはみなされず、問題となる場合がある

 

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